Posted by 塩ラーメン - 2008.10.18,Sat
いつもより早く帰宅。
コンビニからの帰りは砂利道。歩いていると雨がぽつぽつぽつ落ちてきた。雨は足元と空を見せてくれる。夜空を見上げると、視界の端で月にかかっていた雨雲がすーっと流れていくところだった。目をやると、ぼんやり明るい雲はきれ、黄色い月が姿を現した。空全体は星空と雨雲が地図の海岸線のように遠くまでせめぎあっていた。遠くでは雷鳴。
そういえば、会社帰りは稲光を間近にバイクに乗っていた。家に近づくほど大きくなる雷鳴と、明るさを増す稲光。雨はまだ小降りでシールドに水滴がつく程度だった。少しぐらいなら構わないけど、土砂降りに遭うのは億劫だ。かといって何をするわけでもなく、強く降れば濡れる。たいしたことじゃないし雨に濡れる気持良さというのがあると思う。
運は天に任せて、どうにもならないときは空を見る。数分おきに空一面が光る。雨はまだ本降りではない。前を塞ぐ車を避けながら「この時期の雷を見るのは珍しい」と思う。冬を感じさせる乾いた空気の中で見る稲光。夏のそれよりずっと儚いものに思えた。季節とともに過ぎ去って、雷鳴もいつの間にか聞こえなくなる。
砂利道を抜け、広い駐車場に出る。
乾いた素足にスニーカーの感触が気持良い。月の周りには次の雲がかかってきた。見届けようとした瞬間、バシャッ!と片足が水溜りに浸かり「
おわっ!」と思わず声が出た。そういえば先日もよそ見しながら自転車を漕いでいたら、マンガのように電柱にぶつかった。歩くスピードより遅かったから笑い話。大体いつもこんな感じ。
部屋に戻り換気扇を回すと、3cm位開けてある窓から勢い良く外の空気が流れ込んでくる。昔から空気のよどみが苦手で風通しの良い所が好みだ。空気の入れ替えの無い部屋に長時間いると、酸欠の魚のようになってしまう。だから鉄筋より木造の建物の方が好きだ。マンションの鉄の扉も苦手だし。
あと牛乳。喉が渇いているとき、一口目に飲む牛乳の滑らかな口当たりは最高。あの濃さは飲み物として絶妙だ。普段気にしてなかったけど、意識を向けると本能に訴えるあのとろみ。牛乳は欠かせない。
あら、もうこんな時間。
そういえば、会社帰りは稲光を間近にバイクに乗っていた。家に近づくほど大きくなる雷鳴と、明るさを増す稲光。雨はまだ小降りでシールドに水滴がつく程度だった。少しぐらいなら構わないけど、土砂降りに遭うのは億劫だ。かといって何をするわけでもなく、強く降れば濡れる。たいしたことじゃないし雨に濡れる気持良さというのがあると思う。
運は天に任せて、どうにもならないときは空を見る。数分おきに空一面が光る。雨はまだ本降りではない。前を塞ぐ車を避けながら「この時期の雷を見るのは珍しい」と思う。冬を感じさせる乾いた空気の中で見る稲光。夏のそれよりずっと儚いものに思えた。季節とともに過ぎ去って、雷鳴もいつの間にか聞こえなくなる。
砂利道を抜け、広い駐車場に出る。
乾いた素足にスニーカーの感触が気持良い。月の周りには次の雲がかかってきた。見届けようとした瞬間、バシャッ!と片足が水溜りに浸かり「
おわっ!」と思わず声が出た。そういえば先日もよそ見しながら自転車を漕いでいたら、マンガのように電柱にぶつかった。歩くスピードより遅かったから笑い話。大体いつもこんな感じ。
部屋に戻り換気扇を回すと、3cm位開けてある窓から勢い良く外の空気が流れ込んでくる。昔から空気のよどみが苦手で風通しの良い所が好みだ。空気の入れ替えの無い部屋に長時間いると、酸欠の魚のようになってしまう。だから鉄筋より木造の建物の方が好きだ。マンションの鉄の扉も苦手だし。
あと牛乳。喉が渇いているとき、一口目に飲む牛乳の滑らかな口当たりは最高。あの濃さは飲み物として絶妙だ。普段気にしてなかったけど、意識を向けると本能に訴えるあのとろみ。牛乳は欠かせない。
あら、もうこんな時間。
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